プラセンタ

プラセンタ（Placenta）とは「胎盤」のことです。胎盤はへその緒とつながっていて、子宮の中にいる赤ちゃんに酸素や栄養を届ける役割を持っています。子宮に着床した受精卵（直径0.1mmほど）を、ほんの10ヶ月程度で平均3㎏の胎児へ成長させるほどの凄い力を持つ臓器です。
また、プラセンタには体内の血行を改善させる作用や、復調作用を持っています。
プラセンタの作用はかなり昔から活用されていて、古代ギリシャの医師ヒポクラテスが治療に使用していたという説もあります。
また、クレオパトラ、マリー・アントワネットが愛用していた説も伝えられています。
近年では、美肌やアンチエイジングに効果があると話題になっています。
当院では、厚生労働省から医療用医薬品として認可を受けているヒト由来のプラセンタ注射薬「ラエンネック」「メルスモン」を、適正と認可された使用方法（皮下または筋肉注射）で投与していきます。
商品として市販されている動物由来のプラセンタは使いません。
また、プラセンタは製造過程で、ホルモンなどの生理活性物質やタンパク質が全て取り除かれるため、ホルモン製剤ではありません。
そのため安心して、投与を受けることができます。